こちらの商品は受注生産品です。 ゆっくり、ゆっくり常温変化していく保存箱。熱ストレスに敏感な製品保管にお勧め致します。
遮熱常温箱
特許庁出願査定品2016 監修:久永住環境設計
フレームは紙作品を扱う上で、特に保存に対して注意を払っています。このほど一級建築士監修のもと、遮熱素材を用いた、きわめてゆっくり常温変化する保存箱を開発しました。
紙作品は急激な温度や湿度変化で酸性紙化が促進されます。既存の紙製保存箱は空気層が緩衝の役を果たしてはいますが、外気温への追従感度が敏感です。常温変化の著しい室内にある箱内の製品は劣化速度が早まります。(グラフ参照)
遮熱常温箱の内部構成品にはPAT合格素材を設置して、ガス吸着や接触劣化を起こさないよう配慮しています。
外装が木製の場合、不燃剤を塗布し燃焼を抑止します。
フレームは遮熱施工を行う上でリフレクト工法を学び遮熱施工管理士の資格を取得しています。
こんな所にお勧め致します。
夏や冬、帰宅後の室温が外気温と著しく異なる部屋。
紙資料のほか熱ストレスを受けやすい製品保管に最適。
変化する日照下における、箱内温度の推移調査
この調査は外気温度の変化に対する容器内温度の推移傾向を見るためのものである。
容器は室内保管が主であるが、あえて傾向をつかむため室内から室外へ持ち出し、日照下あるいは雲に陰った環境で調査した。
結果:外気温との温度差11℃ 遮熱常温箱は外気温への反応が鈍く、追従変化は緩やなカーブを描いた。従来保存箱は急変する傾向が確認できた。
参考までに、容器の表面温度と内部の最大温度差を見ると、遮熱箱は11℃。熱侵入を抑え、外気温の影響を受けにくいことが確認できた。従来の保管箱は5℃の温度差。
高遮熱材「リフレクティックス」仕様の容器製作例 出願技術による各種容器を製作、より高効率を実現する保冷車への施工も承ります。